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ベタ基礎か布基礎か どちら?

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ベタ基礎かあるいは布基礎か どちらを選ぶ?

  • 一般住宅の基礎には、大きく分ければ「ベタ基礎」「布基礎」があります。
    では、どちらを選べばよいのでしょうか。
  • 大雑把に言うと、地耐力のある良好な地盤では布基礎を用い、ベタ基礎は比較的軟弱な地盤に用います。
  • 現在は大手ハウスメーカーを含めた多くの工務店が、それほど検討せずベタ基礎を採用している場合が多いと思います。
    単に仕様としてそうしている場合が多いのではと思います)
  • ベタ基礎は底盤の面積が大きいため、布基礎よりも接地圧が減少します。よって比較的軟弱地盤でも使えますし、イメージ的にも接地面が広くて丈夫な印象を受けますが、地中に受ける(あるいは与える)応用範囲が布基礎よりもはるかに大きくなりますので、何らかの地盤の不具合が起きた場合、沈下量がその分大きくなります。
    地盤の層、地質にもよりますが、硬質層が傾斜している場合等、不同沈下するおそれがあります。
  • 不同沈下は地盤の不均一性、地盤のバランスが悪いところで起こり得るものともいえます。
    かと言って、表層部に盛土層がある場合などは、一般的にベタ基礎を用います。
    盛土層も深さのある部分や浅い部分等のバラつきがある場合も、ある程度一定している場合もあります。いずれにしても地盤改良を行うと思われます
  • 昔と違って現在はかなり良好な地盤ではない限り地盤改良はまず行うので、その意味でも良好な地盤も含めてベタ基礎を「標準の仕様」としている場合が多いです。
  • 基礎底盤から比較的浅い深さのところに自沈層が見受けられる場合や支持力・変化性能が劣るとみられる場合は、まず地盤改良をしなければなりません。
  • 基本的には、基礎下2m前後までの平均支持力が30KN/㎡以上で、且つ、8mまでに沈下層が少ない場合は、布基礎でも可だと思います。
    (Wswが1KN、Nswが40で自沈層なし等)
  • 木造一般住宅くらいの建物でしたら、基礎・住宅の自重が地盤に与える影響は深さ約5mくらいの範囲だろうとも訊きます。
    大雑把に言えば、地盤のその範囲の地質が良好であるならば、布基礎で構わないのではということです。
    (その場合は、もちろんベタ基礎でも構わないです)
  • ベタ基礎の応用範囲は、単純には5mを超えると思いますが、一般木造住宅くらいの自重では影響が少ないのかもしれません。


  • いずれにしても、SWSなどの調査結果等も見させてもらいながら、工務店あるいは建築士等にその根拠となる説明を受けた方がよいと思います。
    分かりやすく説明してくれることを事前に訴えて、お施主さん側も疑問に思うことを色々と訊いてください。
  • また、SWSの各測点の地質にバラつきが少ないのであれば、お施主さんもベタ基礎が安心できるのではと思います。

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