家の顔 玄関
■家の顔 玄関
■玄関は広く取る
- 玄関は家の顔です。土地を除けば一戸建てがアパートなどの集合住宅と比べ、もっとも違いのある部分のひとつがこの玄関の違いであるといえます。
- 大都会などで、よほど建坪の小さな家ではない限り、玄関にはそれ相応の広さを持たせるべきです。玄関が広いと家の風格が1ランク上がります。
- お客さんを招く時は当然として家主自身も玄関の立派な家に住んでいると、そうではない玄関に比べ不思議なくらい落ち着くものですし、気分が明らかに違ってくるものであり、よりいっそう満足度が高まるはずです。
- 特にアパート暮らしの経験が長かった方は、その違いの大きさにアパートとは違う「一戸建て・マイホーム」の醍醐味をその立派な玄関に見出すことができます。
- また、玄関の広い家は年月が経ち古くなっても「それなりに観れる」利点もあります。
玄関が狭く乏しい家は、建物が古く傷んでしまった姿そのままの印象を与えますが、玄関が立派で広い家は、古くなっても「一軒家」としてのそれなりの風格を失いません。
- 他のスペースを少しだけ犠牲にしてでも、広く豪華にすることをおすすめします。
必ず満足していただけると思いますし、来客者のその家に対する第一印象も俄然違ってきますよ。
- 別に極端に豪華にする必要はありません。その家の全体的なバランスからあまりにかけ離れた豪華さは逆におかしくなりますし、適度な手間と資材を掛けるだけで全然違ってきます。
- 同じ意味で、外構工事の際の「門」も広さのある佇まいにすると家の風格が全然違ってきます。
- 私がおすすめするのは、このような見た目の風格や印象のみならず、玄関の広い家は終の棲家として狭い玄関の家より不思議なくらいとても落ち着きや愛着を感じるものになるからです。
- もちろん、広い玄関は普段の生活においての実際の使い勝手も抜群で、靴や傘の収納スペースも多く取れ、大きな物の出し入れもしやすく、法事その他の時に人が数人集中しても出入りが容易等、様々なメリットがあり、ストレスを感じない生活のしやすさが実現します。