寝室等のインテリア
マイホーム成功ナビ!FrontPageへ
■寝室等のインテリア
■寝室等のインテリア
- 洋室の寝室ではベッドを置くことになりますが、部屋の広さによりベッドの大きさの許容範囲が変わってきます。
- 六畳ではセミダブルが限界で、八畳ではダブルベッドが限界といえます。
クローゼットなどの収納や、部屋内に後で備え付けた引き出しやドレッサー机などが、機能に支障のないスムーズな開閉や使い勝手ができるようなベッドの大きさと配置を考えなければなりません。
- 窓の位置も重要です。朝の日差しを考慮し、昼間の彩光や換気が十分に行える窓としなければなりません。
- また、窓の位置と収納の位置関係もけっこう重要な部分で、意外な相互関係があります。
それはどういうことなのかというと、窓の位置と収納の位置により、特に大きなベッドなどの家具類の位置がおのずと決ってくるからです。 - 壁・天井はビニールクロスが一般的です。
飽きのこない落ち着いた派手な色ではないクロスにするのならば取り合えず間違いはありませんし、他の家具類との兼ね合いにも特別違和感はありませが、通常のそれほど個性を出していない標準的で壁・天井も同種類のクロス貼りでは、「廻り縁」を入れたほうが、部屋が引き締まってみえると思います。 - この時、部屋のプランニングにおいて、コンセント・スイッチ類の位置もよく話し合っていたほうがよいです。
家具類の位置や使用目的によっての使い勝手が違ってきますので、日々の生活において結構重要な部分でもあります。
- 電灯のスイッチボックスなどは通常標準的な高さにしますが、お年寄りの方やご家族の身長が低い場合など、事前に話し合っていないと請負った工事業者の職人さんは気付かず、標準的な高さにしてしまうと思いますので注意が必要です。
(ですが、通常はそれほど身長が高くない場合でも、標準的な高さでほぼ問題のない場合が多いです。)
◇書斎並びに納戸等
- 昨今、特に比較的若いご夫婦のお施主さんの要望でよく耳にするのが、書斎などの趣味室ともいえる部屋が欲しいという要望です。
- これに関しては、それほど差し迫って必要な部屋ではないのではないかと思います。
書斎を造れば急に本を沢山読むようになるわけでもありませんし、通常のリビングでも読書はできます。
- どうしても読書等に集中したい時は他の寝室などの部屋を活用すれば済むことですし、今までの生活になかった書斎などの部屋を造ったところで急にその人のライフスタイルが変わるわけでもありません。
- その部屋を造るくらいなら、そのスペースを納戸にしたほうがよいです。
想像以上に普段使わない、しまっておきたい荷物は意外に多いものです。
- 収納スペースを多く確保していないとそのうち入りきらなくなり、必ず部屋の方に荷物が散乱することとなり、部屋が整理できず清潔感がなくなってしまいます。
後で 「もっと収納スペースを確保しておくべきだった」 となる場合が多いですよ。
- どうしても書斎をこしらえる場合は彩光が好条件である必要はなく、あるていどの風通しがあればよいです。
ちなみに家相的には、書斎や主人の寝室は「北西が吉」とされています。
(その方角並びに、対角の東南に蔵・倉庫は大吉とされています。あくまでもご参考程度に。)
- また、上記のこととは関係なく納戸は造っておきたいですね。
寝室などの部屋が家具類ばかりで占めることのないような、すっきりとした部屋造りが必要です。
- また、そのことは地震時などでも寝室等で大きな家具が倒れてくる心配もなくなるメリットもあります。
- 納戸は四角い造りよりも長方形の造りのほうがすっきり納まりますし、使い勝っても良いです。
- 6尺×12尺の四畳のほうが、9尺×9尺の四畳半より、ずっと使い勝手が良いはずですし、その半畳分だけでも他のスペースに活用できるメリットもあります。
- 収納も多めに造っておいた方がよいでしょう。
昨今はとても豊かになり、よい製品が沢山あって物が溢れ、「家庭の持ち物」が急激に増えてきました。
そのことにより収納の必要性に関しては、昔と大きく変わった部分のひとつです。
- 一昔前とは全然違い、子供のおもちゃだけでもすごい量です。洋服等の数も当然多い。
昔の家づくりより、はるかに沢山の収納が必要となったといえるでしょう。