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床・床材

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床


 床等 

  • 1階の床は、まず土台があり、大引き・根太、大引きを受ける束、根太掛け、捨て張り・フローリング、及び断熱材などの構成となっています。
  • 土台は「ヒノキ」の芯持ち材か青森産の「ヒバ」、あるいは「クリ」など材が耐朽性が高く水気に強くて防蟻性に優れ、土台の用途に適しています。
  • 土台では、防腐剤を注入した「米ツガ」が安価のせいなのか一時期流行ったようで、よく見かけました。
    コストを抑えるためとはいえ、土台のような重要な部材に、薬剤を注入した腐りやすい米ツガを使うわけには行きません。
    青森ヒバやクリが無理でも、最低限ヒノキの土台にするべきでしょう。これは譲れません。
  • ヒノキも産地により特色がありますが、土台に使うヒノキは尾鷲産(三重県)のヒノキが適しています。三重県のなかでも尾鷲地方は雨が多く、いったん降り出したら大粒のすごい雨が降る地方です。そのような雨量の非常に多い地方で育った木ですので、ヒノキの中では湿気に特に強い材です。
  • 大引き・束・根太なども出来たらヒノキを使いたいところですが、なかなかそうもいかないと思います。
    最近の一般住宅ではマツ(松)が多く用いられています。
    マツはクセのある木なので、特に根太は反りもきつく、反りの向き・バランスを考えながら的確な施工をしなければなりません。
  • 束は最近はプラ束や鋼製の束が普及してきています。
    高さの調整もしやすく、なかなか具合がよいようです。
  • フローリング仕上げの場合は、12㎜厚の捨て張り合板の上にフローリングを張って行きます。
    畳みの場合は、無垢の杉板を張り、湿気の調湿をさせます。
  • 無垢のフローリングの場合、根太間隔は1尺ピッチで、捨て張り合板はよく乾燥したものを使い、施工中も濡らさないように注意が必要です。又、合板の突きつけは僅かに隙間を空けて千鳥で張りつけます。
  • 無垢材は自然のものであるので、ある程度の色のバラつき、及び若干の反り・隙間が生じるのは当然であるという認識が必要です。
    色のバラつきに関しては、ロットによりあまりに極端なバラつきのあるものに関して、工務店・仕入先とよく事前に相談し、且つ、開梱時のチェックを行って下さい。
  • 畳みは高級なほど長いイグサを密に使っていて、重量感があり、密なので硬く艶があります。
    一般的なものは、それより短いイグサを使っており、本数も少なくやや柔らかいです。
    中国産のイグサも多く出回っており、科学染料で染めたものが多くなってきています。
    出来ることなら天然の泥染めをしたイグサを使った本物の畳を使いたいところです・・・

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