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木と環境

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木と環境

■無垢の木を使って身も心も社会も健康に

  • 無垢の木は調湿作用を持ち、その細かな繊維質が部屋の余分な水分を吸収し、部屋が乾燥するとはき出します。
    また、熱を伝えず、暑い日差しを断熱してくれますので、夏でも過しやすい。
  • 中の繊維が緻密ではない、柔らかい材の針葉樹は、その分その繊維の中に沢山の空気を含みます。
    傷がつき易いですが、より沢山空気を含む杉などのやわらかな針葉樹を使うと冬でも暖かいのです。
  • 今の時代は、暖房器具でガンガンに暖めて、加湿器で湿気を廻らせています。冷暖房器具の機械に頼った生活は、どう考えても不健康ですし、人間らしくありません。家にもよくありません。
  • 現代人が機械・器具からはなかなか離れることはできませんが、無垢の木を使えば、最低限の使用頻度で済むようになります。

  • 針葉樹が製材されて使われるようになるには、樹齢約60~80年くらいです。(ヒバなどはもう少し長い)
  • 植林をして、間伐などの手入れをしっかりしながら、時期が来たら切り出し、再び植林をし、また60~80年経ったら切り出して製材し、家を建てます。(できれば、100年くらい持つ家が理想です)
  • その繰り返しで、自然の恵みをいただきながら森林の手入れをして自然を育み、再び恵んでもらいながら感謝を込めて手入れをし、また、自然に返す。環境を守りながら代々続いて自然の材料で家が建てられます。


  • 「間伐材」は、日常生活のあらゆるものに利用できると思います。割り箸や土木資材、パルプチップ、合板材や棺桶まで、まだまだ考えれば使える用途がいくらでもあります。
  • 残念ながら林業のコストの採算が合わず、多くの間伐材が放置されています。間伐材のほとんどを使うようになれば、輸入に頼る率もかなり減ってきます。
  • 賃金の安さとモラルの低さにものをいわせ? 乱開発、過剰な乱伐採を行う中国などのアジアの地域。
    日本が自国の森の「間伐材」を放置し、自国に余っているのにわざわざ外国から輸入することによって、外国の環境破壊、地球全体の環境破壊も進めていることになります。
  • 自国の生活には自国の木を使い、そのために自国の労働者を雇って環境を守りながら生産的な仕事をする。
    極当たり前の健全な理屈だと思いますが、ほとんどの人間が安ければそれでいいという考えを持つが故に、社会はそのような方向に進んでいます。
  • その間違った考えと林業(自然)の大切さに気付けば、環境を必要以上に破壊することもなく、環境を守るために必要な雇用も促進され、外国製品に頼らない分国内の製品が必要とされ、日本の企業も活気づき、企業が儲かり各会社に活気がみなぎれば消費意欲も促され景気もよくなり、さらにそのことによってあらゆる業種の雇用も生まれ、従業員の給料・ボーナスにも還元され、さらに消費意欲が促され、社会全体にエネルギーが溢れてきます。
  • 高くつくものを受け入れれば、逆に高くつくものにお金をかけられるようになってきます。
  • どうしても高くついてしまうものは、それが必然だからです。
  • このことは、もちろん林業やあるいは建築などのことだけではなく、世の中のすべての物事にいえることです。
  • 当たり前の話ですが、経済の流れというのは、「物が安い」イコール「皆が得をする」という、単純且つ稚拙な考えの通りの流れには絶対になりません。


  • 個人には無理でも国単位ならば林業の活性化は十分可能なはず。
    民間だけに限らず環境を守るためには、国の積極的なコミットメントが必要になってきています。




  • 工業製品になくてはならない「レアメタル」などの資源開発とその安定確保に関しては、トヨタ自動車をはじめとした民間企業と国がタイアップしています。
    (トヨタは「豊田通商」を窓口として、レアメタル、並びに希土類の確保に血眼になっています。)
  • 確かに鉱物資源は、日本の屋台骨である製造業の死活問題であって、そのことは国の死活問題ともいえる訳ですが、樹木・森林も鉱物資源に劣らない大切なナチュラルリソースです。
    将来を見据えた場合、森林保護も決して国が無視できるものではないはずです。
  • 目先の損得勘定ではなく、大いなる自然に背かず自然の摂理に従って動けば、自然と良い方向に向かうようになっていると思うのです。
    環境を守れば、めぐり巡って社会環境も改善されるのです。


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