木材2
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■木材の基礎知識2
■広葉樹 欅(ケヤキ)
- 上がり框や、床の間、高級家具等に使われ、強度、耐久性に優れた、国産銘木の代表と言える材です。大きな日本家屋の柱や梁などの構造材としても使われることがありますが、高さ2~3メートルほどで枝分かれするので長い材は得にくく、長くて太い赤身の材は非常に高価な物になるので、普段皆さんが構造材としては見かける事は殆んど無いと思います。
硬い材なので造作で新人の大工には中々使えない木です。ケヤキも大変木目が美しい材です。
■楢(ナラ)
- 北海道に多く生息し、昔はフローリング材の定番として使われていました。ウイスキーやワインの樽に使われているホワイトオークと同じ樹種に属します。
高級家具の代名詞で、昔は欧米によく輸出されていたようです。現在流通しているものは中国産・ロシア産がほとんどです。
非常に堅牢なので床材やテーブル等に最適。柾目には独特の木目がでます。
■北米産・欧州材・南洋材・その他
- 日本に輸入されている北米産材の筆頭はウエスタンヘムロック(米ツガ)、その次がダグラスファー(米マツ)で、建具材などによく使用されるシトカスプルース・集成材に使用されるホワイトウッドやレッドパイン、他イエローシダー(米ヒバ)等があります。
- 最近はホワイトウッドの集成材も柱や間柱、まぐさ・窓台によく使われています・・・・・。
綿菓子みたいな材・・・・・。 正直・・★#◇Ю☆¢◆£▽Э≒∵●※⊿・・・・・です。
- ホームセンターでよく見かけるパイン材は白っぽい集成材が多いので、ニュージーランド産のラジアータパインでしょう。
パイン材はマツ科の樹種ですがラジアータパインは無垢材としては強度が弱く構造材には使われてなくて、集成の板材に主に使われます。
- 米ヒバは見た目や香りが日本のヒバに似ているので米ヒバと呼ばれますが、樹種としてはヒノキに属します。一時期流行ったようで、この米ヒバの土台をちょくちょく見掛けました。
ちなみに青森産を代表とするヒバは特有の匂いを放つヒノキチオールを含みシロアリに強いことで有名で、これも土台等によく使われたりします。
- 南洋材は堅木ばかりで、アイアンウッド(鉄木)と呼ばれるウリン、花梨(カリン)・チーク・セランガンバツ・ローズウッド等があります。
ウリンやセランガンバツ、南米産のイペ等はカリンより比重の大きい材で、普通の工具は使えないそうです。