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木造の番付

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木造の番付

いろはのメロディー

  • 木造の建物では、柱や桁・梁などに付ける符丁として、「いろは歌」を使った番付が書かれています。
  • 「いろは歌」は、日本語版のアルファベットといえるものですね。
    作者は確定されておらず、今のところは不明とされています。



「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」


「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず」



『花の色・香りは やがては散ってしまう定めのもの この世で誰が 常に存在できましょうか

初めて奥山を 今日越えて行く 眠りの浅い夢を見ても それに酔いはせずに



という難しい(笑)歌です!

この「いろは歌」には、色んな諸説・解説等があると思いますので、興味のある方は調べてみてください。(暗号云々の伝説もありますよ!)

  • なお、いろは歌は全部で47文字ですが、最後に「京」(現在では「ん」が用いられる?)の文字が追加されて48文字が用いられている場合があります。
  • ちなみに、戦時中の兵隊さんたちが、いろは歌をもじって実戦での戦い方・戦闘での注意点等を教訓とした謳い文句を作ったりしたものにも、「京」の文字が使われていたのをみたことがあります。
  • また、あの永山則夫が獄中で作った詩?にも、確か「京」の文字が使われていたと思います。
    「いろはかるた」にも、「京」が使われていますね。


  • 私も「いろは」の「47文字+1」は暗記しています。いろは歌が書かれている書物を読んだときに二回ほど「いろは歌」を繰り返したら、木造で使われていて興味があったからなのか、全部覚えてスラスラ言えるようになり、今は完全に記憶に定着しました。
    (ごろ的ないい易さから、文の切れる場所が違う、歌・文章としてはおかしな覚え方なのですが…)



木造の番付

  • この番付のいろはですが、各地域により付ける順番というか場所が違うと思われます。
  • 私の住む地域では、平面の図面で見て左下が、「いの一番」です。
    そこから東西方向(横方向)にいろは、南北方向に一二三、と続きます。
  • よく、「い又三」などと「又」が付いている番を見ることがあると思いますが、たとえば「い又三」と番付された柱の場合は、い通りの三と四の間にたてる柱のことをいいます。間尺の合う位置から尺5寸行った所にたてる柱ということです。
  • つまり、「い又三」の場合ですと、三よりも「年寄り側」のほうということです。
    二と三の間(若いほう)ではなく、三と四の間のものですから。
    「又」が付けば、その数字より「年寄り側のものだ」と覚えておいてみて下さい。
    (例に示している「又は二」等々も然り。「は」よりも年寄り側である「は」と「に」の間ということ)

又が付く木造番付

※なお、上記図は場所を説明するためにワザとその場所に□を図示しています。(あくまでも例図であり、実際の図面をそのまま表示しているのではありません)


  • 本来は、右上が「いの一番」なのでしょうが、現在の私の住む地域での風習では左下が定番となっています。(地域により違うと思います)
  • この番付が最近のプレカットではバラバラですね。
    右上なら、まあ理解できなくもないですが、右下だったり左上だったりで様々です。
    製材屋(プレカット工場)によりバラバラで統一されていません。
  • 少なくとも、このようなものはその地域の職人さんたちの風習に合わせるべきでしょう。そしてできるだけ統一されていることが望ましい。
  • 職種が違うとはいえ、建築に携わる方々は現場系でない方ももっと現場に足を踏み入れてもよいと思いますし、そうしなければならないと思います。
    事は現場で起きて現場で進められているのですから…


  • ただ、(私の住む地域でも)昔の番の付け方である右上が「いの一番」だと、あえてこだわってそうしている設計者、あるいはプレカット担当者もいらっしゃると思います。
    その点に関しては縁起も兼ねていましたし(鬼門である北東から始める)、職人気質のこだわる気持ちもとてもよく分かり、理解はできるのですけどね。



  • 上記の通り、木造の建物では、この「いろは」の番付が現在でも用いられていて、大工さんがきざんだもの以外のプレカット製材でも同じく「いろは」がずっと使われています。
  • なぜならば、この番付がやはり使いやすい、仕事がしやすいからです。
  • 非常に稀ですが、「いろは」を使わない、確か数字だけを使った番付のプレカットを随分前にみたことがあります。
    訳が分らなかったですね。職人さん達も怒っていました。
  • これが、XやYを使ったものでも同じでしょうね。もし、未だに「いろは」を使っている素晴らしいメリットを理解できない方は現場を知らない方だと思います。


  • ちなみに、この番付は昔は絵番付なども使われていたようです。墨ツボや、さしがね等の絵などを使って番付が行われたりもしたそうです。
  • 墨ツボで思い出しましたが、非常に古い木造建築物の屋根裏の梁の上等に、自分が建てた建物への思い入れか、はたまた単に忘れただけなのか、記念としてなのか色々と諸説がありますが、当時の大工さんが使っていたであろう墨ツボ等が古い木造建築の改修工事等の時にみつかっているようです。

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