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浴室

■浴室

■浴室浴室の造りには最近ほとんどの住宅で採用されている、乾式のユニット方式と従来からの左官工事を伴う湿式の工法があります。

  • ユニット方式の、いわゆるシステムバスは、パネル部材や設備部材を組み合わせたもので、工場製品としてパネル化され防水性の高い形成品を組み立てて完成させるもので、工場製品ゆえ仕上がりが安定しており、メンテナンスも楽で、工期も短くて済みます。
  • 湿式の工法は、壁や床、天井、浴槽、窓などをオーダーに応じてオリジナルの仕様とできる従来からのやり方です。
    コンクリート・モルタルで埋め込み式にする場合が多く、排水等のトラブルがあると、直すのは大変大掛かりな工事となります。
  • 昨今、各メーカーが出すシステムバスは、様々なタイプの仕様があって充実しており、オリジナルとは行かないまでも選ぶバリエーションは豊富になってきており、オプションも含めるとかなりの選択肢があって、十分お施主さんの希望・感性に近い浴室選びができるのではないでしょうか。

◇浴槽のタイプ

●和風

  • 約2尺ほどの深さのある昔ながらの浴槽です。
    肩や首までどっぷりと浸かることができますが、このタイプは間口サイズが小さいのが特徴で、浴室スペースが広く取れない場合に適するタイプです。

●和洋折衷

  • 洋風より深く、和風より間口の広い、洋風・和風の両方の特徴を生かしたタイプの浴槽です。間口のサイズにも幅があり、バリエーションも豊富です。

●洋風

  • 細長いタイプで深さはありませんが、間口が広く足を伸ばしてリラックスできる浴槽で、最近の人気のタイプです。
    それぞれ特徴があり、どのタイプがよいというよりも、年齢や体格、家の間取り、生活パターンにより、お好みのタイプを選んで下さい。

◇浴槽の高さ

  • 洗い場の床からの浴槽の高さですが、35cm~45cmほどがまたぐのも楽でよい高さです。
  • 御年配・高齢者の方は、やや低めにしたほうがよいともいえますが、これはケースバイケースです。
  • 脚の悪い方は浴室用の椅子に座って身体を洗う方もいます。
    その場合はあまり低すぎると桶でお湯を汲み難いですし、浴槽からの出入りが逆に負担が掛かる場合もあります。
  • これは、同じように脚、あるいは腰などが悪い方でも一人ひとり症状や程度・身長等様々で、どの高さが適切だとは言えません。
    できればメーカーのショールーム等で実際に見て確かめておくことをおすすめします。

◇在来工法(湿式工法)の浴室の注意点

  • 在来工法の場合は、基礎を高基礎にします。土台や躯体の腐食防止のためです。防水・湿気対策はユニットバスよりさらに重要となります。
    浴槽下地、洗い場下地に防水処理を施し、水勾配を取ります。
  • 壁・天井に木板を使う場合も防湿シートなどの下地処理に気を付けます。
    浴室内には大量の水蒸気が発生するので、天井にも防湿シートを施工します。
  • 壁は竪張りの本実加工・縁甲板張りが多いです。
    壁と天井との取り合い部分は、通気のために5mm程度の目透かしを設け、板同士が接触しないようにし腐食を少しでも妨げるようにします。
  • また、水滴の滴りを防ぐため、天井には若干勾配を設けるのが望ましく、換気扇は壁に設ける場合は天井部分に近い部分に設けるか天井部分に設けます。

  • 「ハーフユニットバス」という、浴槽と洗い場部分が一体形成となったもの(つまり、浴室全体の下の部分だけがユニットになった製品)を仕様する場合は、下部の防水効果は高いのですが、壁とエプロンの部分との取り合い部分の防水処理に注意が必要です。
  • この辺は少し専門的になりますので、設計者・施工者とよく相談し説明を受け、どの施工方法でやるにしても、浴室の防水・防湿の処理には特に気をつけてもらえるよう、念を押しておいて下さい。

  • 浴室に使う木の板は、青森ヒバ・サワラ・マキ・クリ・ヒノキなどです。
    青森ヒバは少し高級なので、サワラやヒノキ、マキなどが通常よく使われます。
  • サワラは材質の柔らかい材ですが、湿気に関してはヒノキより強い材です。
    コスト的にもおすすめで、木目もやさしい感じのする、ヒノキとはまた違った落ち着きのある木ですよ。
  • 浴室全般にいえることですが、自然素材を使った浴室は特に常日頃の換気を怠らないようにすることが、当たり前のことですが長持ちさせるためにはやはり重要ですね。

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