給湯器
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■給湯器
■給湯器
- 給湯器の主な熱源には、ガス・電気・石油の3種類、及び太陽熱を利用したものがあります。
各給湯器の特徴
○ガス給湯器
- 設置スペースが小さくて済む、給湯器自体の値段が安い
瞬間式のため必要とするお湯を即座に使える。
給湯圧力が高い。2ヶ所同時使用でも能力低下が少ない。
- デメリット:月々の光熱費が高い。
○エコジョーズ
- 従来のガス給湯器の熱効率をさらに高めた新型のガス給湯器。
従来の製品よりガス使用量が減りコストが削減できる。二酸化炭素排出量も減る。
- デメリット:二次熱交換機からでるドレン排水処理が必要。
○電気温水器
- 電気を使ったオーソドックスな給湯器。割安の深夜電力を使って光熱費が削減できる。使用地域の外気温と関係ない給湯性能がある。
- デメリット:タンクに水を溜めるので、大きな設置スペースが必要。昼間の通常仕様ではランニングコストが掛かる。
○エコキュート
- 電気を使ったヒートポンプ式給湯器。従来の電気温水器より大幅なランニングコストの削減が実現。
- 電気温水器はヒーターを使ってお湯を作りますが、エコキュートはヒートポンプユニットによって空気を圧縮して高熱を作り出す方法で、従来より大変効率の良い熱エネルギー利用ができるようになっています。
- 大気の熱を移動させる方式のため、投入エネルギーよりも多くの熱エネルギーを利用できます。その構造から温暖地のほうがより高率がよいといえます。
- デメリット:給湯器自体の値段が高い。ヒートポンプユニットの室外機と貯湯タンクを設置するための大きなスペースが必要です。
- エコキュート・電気温水器とも、タンク式ですので、広いスペース及び設置のための基礎造りが必要となります。(小型の電気温水器もあります)
○石油給湯器
- 灯油を燃料としてお湯を沸かす給湯機器。即湯器なので、使用上の実質的な制限がない。
- デメリット:メリットとともなりえるが、原油価格に左右されるため、ランニングコストが一定しない。
○太陽熱温水器
- 太陽熱を利用したものなので、クリーンエネルギーである。導入コスト以外のコストが掛からない。
- デメリット:夏場はともかく、雨の日や曇り、冬場は十分な熱エネルギーが得られず、他の給湯器との兼用が必要。
そのため、さらなる導入コストが掛かる。
その性質上、設置条件により効率に大きなバラツキがある。
満水時にはかなりの重量となるため、屋根に負担が掛かる。強度・耐震の配慮が必要。
寒冷地では凍結のおそれがあるため、冬場の水抜きが不可欠
- 上記の各給湯器のなかでも、分けるとさらに細かな種類がありますが、いずれにしても、どの給湯器にも一長一短があり、環境や生活スタイル、家族構成、考え方等により、お施主さんのニーズに適した選択が必要です。