マイホーム成功ナビ!全国の工務店・職人さん・建築士(建築家)検索サイト

設計事務所の仕事

FrontPage

マイホーム成功ナビ!トップページ

設計事務所の仕事

【設計事務所の役割】

  • まず、設計事務所などの「士業の事務所に対して」敷居の高さを感じる方もいるかもしれませんが、そんなことは全然ありません。
    中には変なプライドを持つ人物もいないとはいいませんが、多くの設計士の方は気さくで純粋な方々です。
  • 多くの方が想像する通り、設計事務所はお施主さんの要望を聞き、専門家としての知識と経験をふまえた上でそれを図面に表現する仕事です。
  • その「設計の仕事」と、建物が図面通りに施工されているかどうかを「監理する」のも、設計事務所、並びに建築士の重要かつ主な仕事です。
    また、監理に伴い、設計の意図や仕様・要望等を、施工者や施工管理の者に伝達をし、さらに施工ミスや不具合等がないかを見極め、施工状況の監督をします。
  • 施工ミスや不具合等のチェックは施工管理者の仕事のひとつでもあります。「監理の者」がチェックすることでダブルチェックの役割をしますし、施工者側とは「違う立場の視点に立って」の施工状況の把握、並びに指導ができます。

■「施工監理」と「施工管理」の違い

  • 上記で説明した、設計事務所・建築士の監理(施工監理)の仕事と、工務店等の施工者が行う「施工管理」とは違います。
  • 施工管理とは、施工者が、人(人工、労力)・資材・機材・資金等の選定や段取りをして施工計画を立て、職人さんや設計監理者と協議し、品質や工期、並びに価格(費用)を適切な状態に保つための指示・段取りを行う仕事です。
  • また、工事の「安全」に関する注意や指導・段取りも重要な仕事のひとつです。
  • 簡単に言えば、施工監理は設計事務所・建築士の仕事で、設計事務所・建築士は「設計・監理」を生業としています。
    施工管理は施工者側の仕事となります。

■現地調査

  • 建築条件や各地域の条例などを調べ、実際の現場・現地を訪れ、敷地の状況などを調査・計測をします。



    調査項目

法規、条例等の確認
敷地そのものの様々な状況の確認
前面道路の確認
BM(ベンチマーク、水準点)の定め。並びに高さ・高低差の測量・測定・確認
敷地の寸法・位置・面積(地積測量図と共に)
隣の敷地との状況
方位
給排水設備の状況(量水器・止水栓(蓋)・制水弁(蓋)、公設枡、雨水集水枡、側溝等の確認。下水道・処理施設等の整備の有無。マンホール)
消火栓
ガス引き込み杭、遮断弁(蓋)
ガスボンベ(近隣を調べる)
電柱
近隣の様々な状況(塀・ブロック等の傾きやヒビ等、「地盤調査」のページでも説明している、細かな近隣の状況)
その他諸々
  • とても大切な仕事で、この調査での様々な状況と条件をふまえてプランの重要な参考資料とし、また、実際の数値等の落とし込みをしたりします。

■基本構想  契約

  • 設計者は、お施主さんから、家族構成、建物の規模、予算、要望・こだわり等を聞いておきます。
  • お施主さんの要望を聞き、お施主さんと協議しながら、事務所のやり方により様々でしょうが、最初はスケッチやエスキスのような簡略図を使って(お施主さんもある程度の把握はしやすい)大方のプランを練って行きます。
  • 基本的な家の構想です。基本設計に至るための条件等の整理です。
    お施主さん・設計者が対等な立場で、意見や考え・想いを出し、沢山のディスカッションをしながら要望・提案等を行い、計画を立てて行きます。
  • 法規に照らし合わせ、敷地や予算、並びに構造的なことを考慮し、可能な要望・不可能な要望等の説明を聞きながら、少しずつ修正・変更をして計画を煮詰めて行きます。
  • このプロセスのなかで、人間ですからお互いがパートナーとして合う合わないは当然あり得ることですし、設計趣旨や考えが合わないこともあります。
  • お互いの信頼関係が大事で、単に「お客の立場」と「商売人の(委任される)立場」としてではなく、お互いをあるていどはさらけ出し、対等な立場で設計の趣旨・理念等を十分に話し合って信頼関係を築くことが大事ですし、そうでなければ満足の行く家づくりとはなりません。
  • 基本的な構想を基に大方のプラン(計画)を確定し、報酬額の提示をし、意思決定をして契約となります。
  • 設計事務所により契約の時期は多少異なりますし、前後します。契約の時期を含め、十分に説明を受けて納得した上で契約してください。

■基本設計

  • 建物の基本的な概要を決める設計です。
  • 平面計画、空間の構成、具体的な寸法・面積、主立った材料・設備、デザイン等を、予算とのバランスを考えながら検討し、基本的な設計・立案を決めます。
  • 平面図・立面図・断面図・その他で、具体的な計画・設計をします。
    お施主さんとの話し合い・伝達も大変な時期ではないでしょうか。

■実施設計

  • 基本設計で決定された計画を基に、さらに細かな検討をして行きます。
  • 施工者が工事費等を適正に示しやすいように、基本設計より細かく煮詰めた内容を図面化します。概算見積りから具体的な見積りの決定となります。
    内装材・外装材、様々な設備や機器等、基本設計からさらに詳細な決め事をします。
  • カタログ等の提示に加え、メーカーのショールームなどにも足を運び、お施主さんの意見を求めたりもします。
    進行状況にあわせて、施工業者との詳細な事柄についての話し合いを行い、仕様の確認や手間のかかり方等も検討したり、その他事細かな検討・比較検討等を図面の進行とあわせながら変更・決定等を繰り返して確定して行きます。
  • それまで作成した図面の中のいくつかを使って確認申請の手続きも平行して行います。

■工事を請け負う施工業者の選定

  • 施工業者の選定は各々の設計事務所の方針にもよります。
    複数の業者に相見積もりをさせて選定を行う場合もあれば、設計事務所が普段頼んでいる、1社か2社の業者から選定する場合もあります。
  • 上記はどちらの形にしろメリット・デメリットがあります。どちらか片方の方針がよいとは一概には言えません。
  • 複数の業者に相見積もりさせれば、総費用は若干抑えられるかもしれませんが、業者の信頼度に疑問符が付きますし、もしかしたら設計者の言うことなど無視してしまうような業者の可能性も無きにしも非ずです。
  • よい家づくりをするためには、お施主さんと設計者の信頼関係も大事なのは当然ですが、設計者と施工者の信頼関係も大事です。
    施工業者と設計者の意思の疎通がうまく行かないとなれば、建築主であるお施主さんの不利益となります。
    その弊害を受けるのは建物であり、その所有者たる建築主となります。
  • 逆に設計事務所と気心が知れた施工業者では、設計者とスムーズな意思の疎通ができ、結果的に質の高い仕事をしてもらえるメリットがあります。
    しかし、複数の業者と競争させる訳でもないので、その場合に比べると費用はぎりぎりには抑えられないかもしれない(一概にはいえませんが)デメリットがあります。
  • どちらがよいとは言えませんが、設計者側がそのことに関する事務所の方針を最初のうちに話をするでしょうし、お施主さん側も忘れず聞いておくべきでしょう。
  • 上記で話したこと、及びそれ以外のことでも、どちらにもメリット・デメリットがあります。じっくり相談してみてください。
    お施主さん自身がそのことに譲れない考えを持っている場合は、最初のうちに早めに設計者の方針を聞いておいて下さい。
  • この方針の違いは各々の設計事務所の大きな特徴の違いでもあるといえる事柄ですので、その後のお互いの信頼関係に大きく影響を及ぼします。
    事務所側もお施主さん側もこの考えにそぐわない場合は、お互いがお断りする場合も多く、かなり重要な考え方・志向であり方針であります。

■監理

  • 上記で説明したように、工事の進行状況に合わせ設計者が監理をして行きます。
    また、検査時の立会いも行います。
  • 設計図書に照らし合わせ、適切な工事が行われていなかった場合等は、施工業者に注意・指導・指示を与え、建築主に報告します。
  • 完了に伴い、「工事監理報告書」を建築主(お施主さん)に渡します。

■設計事務所に依頼するメリット■

  • 設計事務所に頼むことにより、使い勝手・機能、構造的な考慮、メンテナンス性等を総合的に考えた、バランスの取れた設計・デザインの提案が受けられます。
  • 実際に工事を行う工務店と違い、施工状況を客観的な目で判断をすることができます。
    素人であるお施主さんに代わり、お施主さんの立場に立って専門家の目で判断・アドバイス等ができます。
    「施工」と「設計・監理」が分離されている大きなメリットです。
  • つまり、責任の所在が分離されている形となるわけです。本来は「施工」と「設計・監理」は分離されてしかるべきです。
    日本の場合は、大手ハウスメーカーが設計・施工を一括して請け負っている形を商売上の利のために創り上げてきたのです。
  • また、本来は契約形態の違いもあります。施工は「請負(型)契約」であり、設計・監理は「準委任(型)契約」です。
  • この契約形態が守られていなければ消費者の不利益となります。
    仮に契約の形態が請負のみとなれば、本来「委任契約(並びに準委任)」の形態である職種(建築士以外では、弁護士や司法書士などの士業や医師等)が成り立たなくなります。
    その理由は長くなるので、ここでは割愛しますが、責任(の所在)と契約は分離されているのが、お施主さんのメリットとなると思います。
  • また、地場の工務店にもいえることですが、設計事務所は大手ハウスメーカーのような莫大な広告宣伝費・営業経費、事務経費、モデルルームその他の経費が掛かっていません。
  • 大手ハウスメーカーのそのような経費は、工事費の中に分からないように分散されて含まれています。
  • 設計事務所に頼んだ場合の「設計・監理料」と比べ、ハウスメーカー等の「設計・監理料」が安い理由は、単に見積り項目の中の設計・監理料の数字が少ないだけです。上記と同じく工事費等の中に分散されて含まれているのです。
  • 相応の仕事をしているのですから、極端に安かったり、ましてや「サービス」などは物理的にもあり得ないのです。
  • 設計に限らず、「実際に費用が発生している」そのような様々な経費を安価に見積もっていたら、いくら大手でも利益がなくなり潰れてしまいます。
  • 広告宣伝費と営業経費だけでも莫大な費用です。見積りのからくりに惑わされないようにしましょう。
    設計事務所に頼むからといって、決して設計監理料が高くつく訳ではないのです。

powered by Quick Homepage Maker 4.77
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

カンジダ