道路の中心確定
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■道路の中心確定
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- 前面道路が2項道路だった場合で建物を新たに建てる場合は、「2項道路」のリンクにあるように「道路の中心線から水平距離で2mの線」をその道路の境界線とみなし、その分の距離をセットバックしなければなりません。
- このため、道路の中心確定をするわけですが、これがなかなか大変で時間も多少かかります。
申請してから確定の協議(立会い)が行われるまで、自治体によっては1ヶ月ほども時間がかかる自治体もあります。
(そこまで日にちが掛からない他の自治体の現状(担当人員のことも比べて)と比べると少し怠慢かな)
- また、この中心確定には、その道路に接道する周辺の隣地所有者の方々も立会いに参加を呼びかけることになります。
- 隣地の所有者を含めて話し合い・協議をして、お互いが納得した上での確定をしますし、促します。(他の隣地所有者にとっても、今後の建て替え等、将来的なことにもかかわることです)
- 土地家屋調査士が中心となり、役所の方々と家の設計を担当する建築士を含めて説明・話し合いの場となります。
- 当然のことながら既存の道路を測量した上できちんとした確定を行いますので、よほど変わった偏屈な性格の方が隣接所有者にいない限りは通常は皆さんが納得しますし、スムーズに事が運ぶはず? です…
- なお、そのような接道道路がある古い地域では、その所有地そのものの測量も曖昧な場合が多いです。
昔の測量、そして地積測量図、確認申請書等も、現在のものと比べればけっこう(というかかなり…)いい加減な部分があるからです。
- そのため、この立会いの場を利用して、この立会いを呼びかけた立場である新たに家を建てる計画をしている土地の所有者は、隣接地所有者と土地の境界部分の確定・協議を同時に行う場合もあります。
- ですので、測量と登記の専門家である土地家屋調査士さんの存在が重要となり、この立会いの場では道路の中心確定と平行して土地家屋調査士さんが中心となり話を進めて行きます。
■あわせて知っておきたいサイト内の記事(リンク)
○壁面線