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重要な階段

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家の設計の肝となる重要な階段計画

■階段は家の設計、間取り・計画において、素人の方が思っている以上に重要なものとなります。


  • 住宅は基本的に規模が小さい建物ですので、階段は設計する上でかなり肝となるものなのです。
  • 廻り階段は基本的に一坪は必要です。
    てっぽう階段(簡単にいうと、直線的な階段のことです)は、大き目の荷物、長尺物の荷物等を運びやすいメリットもあります。
    (踊り場があれば場所は取ってしまいますが、さらに楽で危険度も下がります。)
  • 階段の位置や種類、廻り階段でも廻り方向(勝手)によって上り口も下り口も位置が違ってきますので、それらの階段の位置・条件等が少し違っただけで、間取りに大きく影響を及ぼします。
  • 仮に階段の位置を1ヶ所、昇り方向も1方向に限定した場合、当然の事ながらプランも制約されてしまいます。
    逆に階段の位置を変えれば、これも当然の事ながら間取りの大きな変更を伴うことになりますので、階段の計画は重要な肝となります。
  • たとえば、北側に水周りと廻り階段を並べて設置したとして、その水周りと階段の位置を東西に少し並べ変えた場合、使い勝手は別として1階の間取りにそれほどの変化は起きないかもしれませんが、2階の間取りには大きな変化をもたらします。
    廻り階段で、階段自体の位置は変えずとも、上り口・下り口の位置を反対に変えただけで大きく間取りに影響を及ぼしますし、逆に上記で言ったように廻り方向を1方向に限定させたらプランも制限され、間取りの自由度がかなり減ってしまいます。
  • もちろん、廻り階段をてっぽう階段に変えたり、大きく位置を変えたりした場合は、1階・2階とも大きな間取りの変化が起きることになります。
  • ですので、様々な条件で設計士や家族と相談しながら「落としどころ」を考えてみてください。


  • 階段及び、それにつながる廊下等を広く設計するのもありだと思います。
    廊下は通常は、芯々で3尺間、メーターモジュールで1mですが、これを少し広げれば、使い勝手のよい快適な間取りとなることもあります。
  • 特に、廊下を介して1階の動線がぐるりと1周できるような計画の場合、非常に快適となります。
  • ある意味、少し贅沢ともいえる計画かもしれませんが、一考の価値はあると思います。
    (以前、8寸広げただけで非常に快適な間取りとなり、また、それに伴い、廊下に面した収納の取り扱いや、突き当りに設置したトイレ等も広く快適な造りとなりました)
  • また、それと似たような感性からくる考え方ですが、1階のホールをかなり広く取り、その広いホールから階段に介するような間取りも、大きな邸宅にしか無理な計画ともいえますが、極端に広いものではなく、やや広めに計画しただけでも、「家の顔 玄関」のリンクでも記述したように、そうじゃない場合とは違った豊かな家造りとなると思います。
  • また、階段を昇り切ったところ(2階)をホールとして広い空間にする計画も検討する価値があると思います。
    ものすごく広いホールではないとしても、廊下のような細長い通路を介して各部屋や洗面等に動線計画するよりも、廊下より四角く広い形であるホールの方が、逆に面積を無駄に使わず各場所に移動できる動線となる場合もあり、且つ、開放的で広々とした空間を演出できることにもなります。
  • もちろん、予算に応じてとなりますが、家造りのひとつの考えとして御一考ください。

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