土工事
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■土工事
土の種類
- 土は「土粒子と水・空気」から構成され、粒子の径などによる性質の違いがあります。
- 種類としては、径の大きいほうから「れき」「砂」「シルト」「粘土」があります。
- 簡易粒度試験では、「砂質土」「中間土」「粘性土」に分けられます。
- ゆるい砂地盤の砂粒間は水で満たされ、地震による振動が砂の体積を密にしようとしますが、逃げ場のない水が圧縮されることにより砂同士の密着がなくなり流動しやすくなり、これが原因で液状化が起きます。
- ただし、液状化が起きやすいのは細粒土含有率が低い土質で起きやすく、細粒土含有率が低い土質は含水比も小さくなりますが、これは重量比のことであり体積比ではありません。
- 砂質土は水が移動しやすく、荷重を掛けて直ぐに沈下する即時沈下も起きやすいといえます。
- 建物などを造る上で地盤の状態は重要な要素であり、地質調査などにより地盤の様々な情報を確かめます。
建物を支える基礎
- 建物の上物を支える基礎は大変重要であり、鉛直力・水平力・モーメントに対し安全に設計されなければなりません。
- 地盤の善し悪しはもちろん重要で、良好な支持地盤が深いところにしかない場合は杭基礎などで支持地盤までとどかせ沈下が起きないようにします。
- 杭には、「打ち込み杭」「埋め込み杭」「場所打ち杭」などがあり、打撃工法やプレボーリング(打撃併用・埋め込みセメントミルクなど)工法、オールケーシング工法・アースドリル工法などがあります。様々な要素を考慮し工法を選択します。