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建築用語集「さ行」の用語

建築用語集

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「さ」から始まる用語

在来工法
建物の骨組みに木材を使用した軸組み工法で、伝統的な木造工法の現代的な手法の事。

座屈
柱などに上下から圧力(圧縮力)を加えると、終いに耐え切れず折れて破壊される。このことを座屈という。
RCは外側にはらみ出すように座屈する。

ささら桁
階段の側板で、踏み板を支える階段状の形状に刻まれた板。

実(さね)
板の継ぎ目の接ぎ方で、印籠じゃくりされているものを本実という。
両方に凹の溝を作り、その間にその溝に合う細い板棒を付けて継ぎ合わせるものを雇い実という。

シェル構造
その名の通り殻構造の意味で曲面板の構造。曲面の構造上の強度を利用し大スパンの屋根等に用いられる。

シェル構造の屋根では、ヨーン・ウッツォン設計のシドニー・オペラハウスが有名。その特殊な形状からくる施工の困難さから工期・予算が大幅に超過したという。

GL
図面上の標準地盤面の線の事。

仕口(しぐち)
部材の接合部分。部材同士を接合するため継手の細工など、読み方の字の通り継ぐために仕事をしている部分。

支持杭
基礎杭で杭の先が固い地盤に支持されている杭。これとは別に固い支持地盤に支持されておらず、杭自体の摩擦力によって耐性を保つ摩擦杭がある。

シージングボード
木質繊維系のインシュレーションボードにアスファルトを塗布して耐久性を高めたボード。
その他、表面の紙及び心材に防水加工を施した防水PB(石膏ボード)のことをシージング石膏ボードと呼びます。あるいはGB-S(GBはジプサムボードの略)。

下見板張り
主に外壁に使われる横張りの板を重ね合わしていく張り方。南京(鎧張り)・箱目地下見板(ドイツ下見板)・ささら子下見板等のがある。

支保工
型枠工事などでせき板を、膨れてこないように支持するための工事。

パイプサポートと呼ばれる鋼製の伸縮式支え棒や、鋼製足場に大引き受けジャッキを付けて支持する足場支保工等がある。

これとは別に河川・護岸工事用にテトラサポートや橋梁工事用の過大重量物用のサポート等がある。

尺貫法
日本独自の長さや重さの単位。

1尺は約303㎜。1寸は1尺の10分の1、1分はその10分の1、1厘はさらにその10分の1。
1間は6尺。1町は60間、約109.09m。1里は36町、約3.927㎞。
1貫目は約3,750グラム。
1文はおおよそ25㎜。
1反は約991.7㎡、1坪は約3.305124㎡。

一時期メートル法が強制された時期がありましたが、「永六輔」さんらが大工達の「これでは仕事ができない」と言う声を聞いて「尺貫法復権運動」を起こしてくれました。現在では一応黙認されています。

シャチ栓
梁の継手などに継手のずれを生じさせないために、欠き込みに打つ平らなクサビ状の栓。込み栓の一種。樫などの堅木を使います。

シュート
コンクリート打ちの時にホッパーからコンクリートを流し込むために使う大きな樋状の道具。

鋼製・グラスファイバー製などがあるが、普通は軽くて作業性のよいグラスファイバー製を使う。

シュミットテストハンマー
主に基礎コンクリートの強度を測るために使う器具。衝撃を与えた反発力で強度を測る。

書院造り
室町時代から桃山時代に成した様式。

付け書院・床の間・床脇などの、座敷飾りと呼ばれる設備を備えた部屋や建物のことを呼ぶようになった。

江戸幕府御用絵師「探幽」を筆頭に、狩野家が障壁画作成を命ぜられた二条城二の丸御殿が有名。

指し矩(さしがね)
鋼や真鍮でできた、直角に曲がった物差し。様々な勾配や転びの墨付けに欠かせない大工道具。

チョウナ(チョンナ)や墨つぼと共に、正月は床の間に飾る慣わしもある。

照度
平面の物体に照射された明るさ。ルックス(ルクス)「lx」。またはルーメン(光束)毎平方メートル「lm/㎡」。

心持材
樹心を中心に残して挽いた木材。
主に構造材など強度を必要とする部材は心持材を使う。

樹心の外側を挽いた材を心去り材と呼び、主に板材等に使われる。

真束
屋根の棟木を支える束。棟束。

スウェーデン式サウンディング法
住宅用の地盤調査で最も普及された、自動貫入試験機を用いた調査方法で、作業時間も短く安値でできる。

スサ
土壁の材料となる粘土質の土に混ぜ合わせる稲わらなどの植物繊維で、ひび割れや剥落などを防ぎ土の密着を良くする。

コンクリート
墨出しをするために地固めした上や栗石の上に薄く敷くコンクリート

スラブ
一般的にはRC造の構造床のことを指すが、生コンを流し込んで床状になっている物、あるいは床(鉄骨造のデッキに造ったコンクリート床など)を全般的にスラブと呼んだりもする。

静定ラーメン
力の釣り合い条件のみで求められるラーメンを静定ラーメンという。

ラーメンとは部材の接点が剛接合された物で、曲げに対して抵抗する力がそのまま伝わる構造をいう。

これに対して「不静定構造物」は力の釣り合い条件だけでなく、部材の変形条件を含み考え合わさないと反力や応力が求められない物をいう。(実際のほとんどの建物は不静定構造物である。)

背割り
木材の柱にあらかじめ心まで届く割りを、見付けとは違う背面に入れておき、乾燥した時に見付けの部分にひびが入らないようにする仕事。

そで壁
外部へ突き出して設けられる壁。

玄関口の目隠しの役目やデザイン上の装飾、防火の役目などの用途に用いられるが、構造上も耐力壁や頬杖等に用いられる。

しゃこ
シャックルのこと。

ワイヤーを継いだり、チェーンブロックやレバーブロックを掛けたり、重量物を扱う時によく使われる。

ワイヤーを殺す時も「しゃこ」を使うと痛みにくい(その分ほどけやすいですが)。

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