木造
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■木造
- 一般的な木造軸組構法を在来工法といいます。
- 伝統的な日本古来の工法に西洋的な仕組みを取り入れた工法で、コスト・手間がそれほど掛からず、一般的に普及しています。
木材の加工は今までは大工が刻んでいましたが、現在では機械で刻むプレカットが主流となっています。
- それに対して伝統構法は西洋的な「剛」の考えではなく「柔」の考えで造られており、粘り強さとそれからくる復元力で建物を持たせるような工法です。
金物やビスなどで木をいじめることなく、木のクセを読み、そのクセを生かしながら適材適所に木組みだけで組み上げて行きます。
- 屋根の部分を構成する骨組みの部分を「小屋組」といいますが、小屋組には従来の日本家屋の伝統を引き継いだ和小屋とトラス構造を用いた洋小屋があります。
在来工法もほとんどの家が和小屋で造られています。
- RC造や鉄骨造に比べると木造は軽く丈夫で、リフォームにも適しています。
- 従来、水気のあるところは下屋にしていました(台所・浴室など)。
湿気のあるところを下屋にして、そこは修繕(リフォーム)しながら使うという考えで、下屋にすることにより本体とある意味縁を切っていました。
台所などの火気を使うところはさらにその合理性があるといえるでしょう。
- 無垢の木は暖かく、生きた木なので呼吸をしていて調湿効果があり、香りもとてもよいものです。
自然のものなので同じ自然界で生きている人間が住まいの用途として使うにはベストといえるでしょう。